低消費電力

 

性能を維持したまま消費電力を低減

Atmel®は、AVR®およびARM®ベースのマイクロコントローラと組み込みマイクロプロセッサの製品ラインにおいて、10年以上も消費電力の低減に注力してきました。これを実現するために使用された設計技術には以下のものがあります。

  • ハードウェアDMAとイベントシステムを使用してCPU負荷を軽減
  • 使用されていないデバイス部分のクロックまたは電力供給をカットします
  • 高性能で低リークのトランジスタのバランスを慎重に調整
  • 低電力モードからの高速起動
  • 低電圧動作

Atmel AVR 8ビットおよび32ビットマイクロコントローラに使用されているAtmel picoPower®技術で、当社はさらに一歩前進しました。以下のセクションでpicoPower技術の詳細についてお読みいただけます。また、高度な設計例や、コードの例が付いた詳細なアプリケーションノートを活用した使い方についても説明しています。録画されたウェビナーもダウンロード可能です。ハンズオンpicoPowerセミナーに参加登録することもできます。どうぞご利用ください。

 

picoPower技術

picoPowerデバイスはすべて、可能な限り消費電力を抑えるため、最初から独自に設計されています。トランジスタ設計およびプロセスサイズから、スリープモードや柔軟なクロックオプションまですべてです。Atmel picoPowerデバイスは1.62Vまで電力を抑えても動作し、アナログ機能などすべての機能がそのまま維持されます。最も深いスリープモードからでも複数のウェイクアップソースにより短い時間で起動できます。

picoPower技術のうちいくつかの要素はユーザーが直接操作することはできませんが、機能を妥協せずに超低電力機器を開発するための基礎となっています。ユーザーは、柔軟で強力な機能と周辺回路により、さまざまな技術を適用して、システムの全体の消費電力をさらに減らすことができます。 詳細説明

 

設計例

picoPower技術は使いやすいです。ユーザーレベルでは、基本の技術と高度な技術があり、これによってユーザーの機器の消費電力をさらに減らすことができます。高度な設計例のビデオと、コード例が付いた詳細なアプリケーションノートを参考にしながら、使い方をご説明します。 詳細説明  

 

0.7V tinyAVR®

通常のマイクロコントローラーは 1.8V の電圧を必要としますが、シングルバッテリーセルの電圧はフル充電で通常 1.2V~1.5V の範囲であり、適度な充電量を維持しつつも、使用中に 1V 以下まで徐々に減少します。 これは、通常のマイクロコントローラーには、最低でも 2 つのバッテリーセルが必要であることを意味します。



Atmel は、この問題を解決するために、ATtiny43U 内にブーストコンバーターを 内蔵し、DC 電圧を昇圧することで、マイクロコントローラーの最低供給電圧と標準シングルセルバッテリーの通常の出力電圧間のギャップを埋めました。ブーストコンバーターは、バッテリー電圧が 0.7V まで下がった場合でも、シングルバッテリーセルから 3.0V の定電圧をマイクロコントローラーに供給します。

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これにより、充電不可のバッテリーの容量を最大限活用できるようになり、バッテリー寿命が長くなりました。カットオフレベルを最低電圧レベルより上で設定可能にし、充電式バッテリーのセル損傷を防ぎます。


0.7V tinyAVR® の使用方法の詳細は、以下のアプリケーションノートをご参照ください: AVR188AVR652 AVR602