はじめに

ここでは、本製品の評価および作業を開始するために理解する必要がある内容のすべてをご紹介しています。

qt2120

Offering capacitive touch microcontrollers for your home entertainment applications.

» Learn More

タッチフォーラム: タッチインターフェース設計でピアツーピアインプットを入手

» 会話に参加

 

QTouchADC

Atmel の長距離隣接検出ソリューション
QTouchADC は、標準 SAR ADC をオーバーサンプリングして実装された Atmel 最新の検出アルゴリズムです。QTouch® デバイスは、不明な容量のセンサー電極を既知の電位に充電します。電極は、通常プリント基板 (ITO などの導電体も可) 上の銅エリアです。QTouchADC はチャンネルごとにシリーズレジスタ x1とピン x1だけで済みます。その他の外部コンポーネントは必要ありません。標準 QTouch テクノロジーと比較して、 QTouchADC はバースト長が短縮して取り込み時間を高速化し、省電力となっています。

初期状態では、センサーの参照レベルを設定するため、タッチされていないセンサーに一定量の電荷がチャージされています。指がセンサーに触れると、センサーの電荷フィールドとカップリングします。これにより、電荷の一部が指から接地面に流れ、センサーの電荷量が低下します。センサーからさらに電荷が移動 (変換) し、未タッチ状態と比較して信号レベルが低下します。参照レベルと信号レベル間の差がユーザー判断の閾値 (差分) より大きい場合、タッチが検出されます。

Copy of xmega_a1.jpg

QTouchADC は、物理的タッチ検出をするよう設定したり (指がセンサーと接触します)、または近接検出をするよう (指はセンサーのeフィールドとカップリングするだけで済みます) 調整することができます。効果的な近接用のガイドラインは、 QTAN0087: 近接設計ガイドにあります

決定論理の信号処理により、QTouch テクノロジーは堅牢さと信頼性を高め、環境ノイズによる誤検出を無くします。

複数タイプのボタンをサポート
QTouch® センサーは、単一または複数のチャンネルを駆動できます。複数のボタンを使用する場合、各ボタンの感知レベルを個別に設定することができます。機能と外見の仕様を満たすよう、さまざまなサイズと形状のボタンを使用することもできます。

誤タッチ検出を防止
複数のタッチボタンが隣接すると、指を近づけた際に複数のボタンの信号レベルが変わってしまいます。Atmel による特許取得済の AKS™ (Adjacent Key Suppression) は反復技法を使用して各キーの容量変化を繰り返し測定し、ユーザーがどのキーに触れようとしたかを判断します。AKS™ はその後、選択したキーからの信号がしきい値より上に留まっている場合、他のすべてのボタンからの信号を抑制または無視します。これにより、隣接するキーを誤って検出することを防ぎます。システム設計者はAKS を使用するかどうかを選択できます。

クロスセンサー干渉を削減
電磁互換性を確保するために、QTouch® センサーはスペクトラム拡散変調とバースト間の遅延を長くしたまばらでランダムな帯電パルスを使用します。個々のパルス長は、バースト間隔の 5% かそれ以下に設定できます。このアプローチによりクロスセンサー干渉、RF放射、消費電力を減らします。

これらのデバイスは、経年劣化や環境の変化によるゆっくりしたドリフトを自動的に補正する機能を備えています。数十年も動作可能であり、コイル、オシレーター、RF部品、特殊線材、その他多くの部品が必要ありません。QTouch テクノロジーは、お客様のタッチ設計に、シンプルで堅牢、かつ洗練された、お求めやすい価格の開発ソリューションを提供します。