はじめに
ここでは、本製品の評価および作業を開始するために理解する必要がある内容のすべてをご紹介しています。
幅広いアプリケーションに渡る性能と効率、柔軟性
Atmel® AVR® 8 ビットおよび 32 ビットマイクロコントローラーは、性能、電力の効率性、設計の柔軟性を併せ持っています。市場参入までの時間を短縮するため、業界で最もコード効率性の高いアーキテクチャに基づいてC およびアセンブリプログラミング向けに開発されています。これ以上、電力効率が良く、計算能力の高いマイクロコントローラーは他にありません。最先端の開発ツールと設計サポートにより、製品化までの時間を短縮できます。市場に参入すると、大きな AVR ファミリーを使ってその知識を再利用すると、簡単にコストをかけずに、製品を改善したり、新しい市場に拡大展開したりすることができます。
Atmel AVR 8 ビットおよび 32 ビットマイクロコントローラー デバイス
| デバイスファミリー |
メリットのまとめ |
アプリケーション |
テクノロジー |
主なパラメータ |
|
|
世界で最も効率がよい 32 ビットマイクロコントローラー |
汎用 |
picoPower
SleepWalking
FlashVault
DMA
イベントシステム
セルフプログラミング |
16-512KB フラッシュ
48-144 ピン
最大 66 MHz
1.5 MIPS/MHz |
32 ビット AVR UC3 はこれまで以上に、高性能で低消費電力であり、高い効率を発揮します。ネイティブな固定小数点 DSP サポート、デュアルポート SRAM、マルチレイヤーデータバス、周辺DMA コントローラ、周辺イベントシステム、インテリジェントな周辺回路により、性能と消費電力が飛躍的に改善します。
周辺DMA コントローラとマルチレイヤの高速バスアーキテクチャにより、UC3 マイクロコントローラーは高いスループットを持つアプリケーションに最適です。インテリジェント周辺回路とダイナミックな電力制御によって、UC3 デバイスは、携帯機器やバッテリー駆動機器には欠かせません。選択した UC3 デバイスには、浮動小数点演算回路 (FPU) が集積されており、10 進数での演算能力が改善され、精度が高くなり、ダイナミックレンジが広くなります。
詳細説明
|
|
|
Xtreme 性能 8 ビット |
汎用 |
picoPower
SleepWalking
DMA
イベントシステム
EEPROM
セルフプログラミング |
16-384KB フラッシュ
44-100 ピン
最大 32 MHz
1.0 MIPS/MHz |
AVR XMEGA は、リアルタイム性能、集積度、電力効率の総合でトップクラスに位置します。高集積設計により、さまざまなアプリケーションで素材のコストを抑えられます。これには、AES および DES 暗号、高速アナログモジュール、柔軟なタイマー/カウンター、複数の通信モジュールと種類、効率的なパワーマネジメントなどの機能が含まれます。DMA コントローラと革新的なイベントシステムは、負荷が高いときでもリアルタイム性能を予測でき、高性能 8/16 ビット MCU の境界を押し上げます。
開発の速度を上げるため、すべての AVR XMEGA デバイスがコード互換性を持っています。ひとつのコードベースを維持して、それを複数のプロジェクトで再利用することができます。
詳細説明
|
|
|
その他の周辺回路とオプション |
汎用
照明
LCD |
QTouch
picoPower
SleepWalking
EEPROM
セルフプログラミング |
4-256KB フラッシュ
28-100 ピン
最大 20 MHz
1.0 MIPS/MHz |
更に理想的な設計をするなら、megaAVR が必要です。大量のコードを必要とするアプリケーションに最適な megaAVR には、十分なプログラムメモリとデータメモリがあり、20 MIPS までの性能を示します。革新的な picoPower テクノロジーは消費電力が極めて小さい。すべての megaAVR にはセルフプログラミング機能があり、高速でセキュアに、低コストで回路をアップグレードできます。アプリケーションを走らせている最中でもフラッシュをアップグレードできます。
業界をリードする実績あるテクノロジーをベースにしたmegaAVR ファミリーでは、ピン数や周辺などメモリデバイスを広い範囲の中から選択できます。汎用デバイスから、特殊な周辺回路モデルを選ぶことができます。USB、LCDコントローラ、CAN、LIN、パワー段コントローラーまで用意しています。megaAVR 製品ファミリーの中か開発プロジェクトにぴったりフィットする製品を簡単に見つけられます。
詳細説明
|
|
|
小型で強力 |
ジェネラルパーパス
限られたボードスペース |
|
0.5 – 8KB フラッシュ
6-32 ピン
最大 20 MHz
1.0 MIPS/MHz |
Atmel tinyAVR デバイスは、性能、電力効率、使い勝手を必要とするアプリケーションに最適で、小型パッケージに入っています。すべての tinyAVR デバイスは同じアーキテクチャをベースにしており、他の AVR デバイスとの互換性があります。ADCとEEPROM メモリ、電力低下検出器が集積されているので、外付け部品を使わなくてもアプリケーションを構築できます。tinyAVR は、製品化までの時間を大幅に短縮する、高速でセキュアな、低コストで回路をアップグレードのための、フラッシュメモリとオンチップデバッグを提供します。 tinyAVR は、小ささと処理能力、アナログ性能、システムレベルの集積化を、併せて持つので他では実現できません。tinyAVRはAVR ファミリーの中で最もコンパクトで、豊富な機能を備えており、たったの 0.7V で動作する唯一のデバイスです。コンパクトなのに性能はダイナミックです。 あなたの tinyAVR 設計を当社の CryptoAuthentication™ デバイスと組み合わせて、ハッカーやコピー犯罪者に対してセキュリティを強化しましょう。
詳細説明
|
|
|
リチウムイオンバッテリーマネージメント |
ガスの検量
セルバランシング
認証
短絡保護
熱保護 |
1 – 4 セル
ハイサイド N-MOS
クーロンカウンター
温度センサー
セルフプログラミング |
1.8 – 25V で動作
8 – 40KB フラッシュ
28 – 48 ピン
最大 8 MHz
1.0 MIPS/MHz |
Atmel AVR は、リチウムイオンバッテリー用の1チップバッテリーマネージメント製品を提供します。サイクルごとの寿命とエネルギーを最大限にするように設計されているため、バッテリー残量と電圧モニタリング用に作られた専用のA-Dコンバータを集積しています。
安全に動作させるため、アプリケーションでは常に認定バッテリーパックを使うことが重要です。Atmel バッテリー管理デバイスは、高度な認証メカニズムをサポートしています。安全でない可能性のあるコピーバッテリーを拒否します。
詳細説明
|
|
|
要件の厳しい自動車環境に合わせて、インテリジェントに制御でき尚且つ頑丈な設計。
オートモーティブ認証 |
オートモーティブ |
QTouch
picoPower
SleepWalking
EEPROM
セルフプログラミング |
オートモーティブ環境に合った頑丈な設計
いろいろなアプリケーションに向けた豊富な品揃え
独創的な設計 |
Atmel は、オートモーティブ用途に品質を合わせた、さまざまな 8 ビットおよび 32 ビット AVR マイクロコントローラーを提供します。AVR マイクロコントローラーは、広い温度範囲をサポートしており、AECQ100 を完全に満たしています。オートモーティブシステムに顧客が要求する、先端的な特長やアーキテクチャ、ディペンダブルな設計を提供します。
詳細説明
|
電力効率を最大限にするために必要な性能、機能、ツール
今日のアプリケーションからの厳しい要件を満たすために、Atmel は低電力の研究を 10 年以上続け、Atmel picoPower® テクノロジーを開発しました。picoPower によって、スリープモードとアクティブモードの両方で、AVR マイクロコントローラーの消費電力を削減できます。RTC が稼働しているときに 1.8Vで500nA、パワーダウンモードのしかもスリープモードで 9nA という業界で最も低い消費電力を達成しています。
開発を合理化するためのツール一式
Atmel は、すべての AVR ファミリー向けに高品質で使いやすいツール群を提供します。Atmel AVR Studio® 開発環境は無料で入手できます。C またはアセンブリでのコード開発やシミュレーションができます。さらにAtmel スターターキットやプログラマー、デバッガー、評価キット、リファレンスデザインとシームレスに統合しています。開発が迅速になり、開発チームの生産性が上がり、製品を迅速に市場参入させることができます。
Atmel AVRツールの品質
ソフトウェア開発を簡単に
Atmel は、アプリケーション開発に必要な、完全なライブラリの揃ったドライバやミドルウエア、すなわち AVR ソフトウェアフレームワークを提供します。共通のアプリケーションプロトコルインターフェース (API) が用意されているので、ソフトウェアをさまざまな AVR マイクロコントローラーに簡単に移植できます。
さらに、アプリケーションノートが豊富に用意されていますので、アプリケーション内のすべてのオンチップ周辺回路の使い方を説明しています。
静電容量式タッチセンサ
Atmel QTouch® ライブラリにより、静電容量式タッチボタンやスライダー、ホイール機能を汎用の AVR マイクロコントローラーアプリケーションに簡単に組み込むことができます。ロイヤリティフリーの QTouch ライブラリは、デバイスごとに複数のライブラリファイルを提供し、さまざまな数のタッチチャンネルをサポートしています。柔軟性と効率の両方を持つタッチ機器ができるようになります。必要なチャンネル数をサポートするライブラリファイルを選択することにより、開発者はよりコンパクトでコード効率を上げられるので少ない RAMですみます。
お客様のアプリケーションに完全に適合
Atmel は、幅広い標準 AVR マイクロコントローラーを自信を持っています。特定のアプリケーション向けにカスタマイズされた派生品が豊富になってきたためです。当社の拡大している品揃えにより、幅広いアプリケーションと機能をサポートできます。これらには、オートモーティブ、LCD ドライバ、CAN ネットワーキング、USB 接続、モーター制御、照明器具、1チップバッテリー管理、IEEE 802.15.4、ZigBee、遠隔アクセス制御などがあります。
データ伝送のボトルネックを除去
Atmel AVR XMEGA® および Atmel AVR UC3 の DMA ロコントローラーは、マイクロコントローラーにおけるデータ伝送の新しい標準となりました。 CPU 負担を最小限に抑え、周辺機器とメモリとの間で効率よくデータ伝送を行うことができます。その結果、SPI および USART ポート当り最大 33Mビット/秒 のデータ伝送レートで、CPU 負荷はわずか15% しかありません。
周辺回路のインテリジェント化
AVR XMEGA、AVR UC3、Atmel megaAVR® デバイスにおける Atmel SleepWalking テクノロジーは、周辺回路をインテリジェントにし、CPU に割り込みをかける前に基本的な範囲チェックを行うようにしました。省電力モードと合わせて自動範囲チェックを適用することで、環境をチェックするために通常の間隔で CPU を起こす必要をなくしました。インテリジェントな周辺回路は独自に環境をモニタリングし、アクションが必要なときだけ CPU を起こします。CPU は、ひとつの周辺回路よりもかなり多くのエネルギーを消費するため、SleepWalkingモードは消費電力を劇的に減らすことができます。
周辺回路の連携
効率の悪い周辺管理は、性能に影響を与え、消費電力を増やします。これらの問題を解決するために、当社の周辺イベントシステムでは、周辺回路が他の周辺回路に直接、信号 (イベント) を送るようにしました。CPU はバイパスさせます。その結果、応答時間が短く予測可能になり、スリープ解除の回数が減り、CPU リソースが他のタスクのために解放されるようになりました。周辺イベントシステムでは、割り込み駆動データ伝送をイベントトリガーデータ伝送に置き換えることにより、アプリケーションの消費電力が削減しシステム性能が上ります。
高度な演算性能
ハイエンドな演算性能を要求するアプリケーションでは、IEEE754に準拠した浮動小数点演算回路 (FPU) を持つAVR マイクロコントローラーを選択します。このFPU回路が集積されているため、マイクロコントローラーは従来より少ないクロックサイクルで、より高い精度で 10 進数の演算を行うことができます。FPU によって、多くのアプリケーションの機能が高まりました。センサーデータは、ノイズを抑制したり、バッテリー品質情報を捉えたり、Hi-Fiで処理されたオーディオデータを取得するためにフィルタをかけたり解析したりすることができます。
セキュリティ機能を一体化
機密性の高い情報を保護するため、いくつかの AVR マイクロコントローラーには、高性能な暗号化および復号化エンジンが搭載されています。AES 向けの 128、192、256 ビット鍵長と DES 向けの鍵長をサポートします。これらの製品は、高速通信ストリームに暗号をオンザフライでかけるアプリケーションに最適です。
フラッシュベースのセキュリティ
機密性の高いデータを保護するため、Atmel FlashVault コード保護機能によってオンチップのフラッシュが一部分だけをプログラムしてロックします。ソフトウェアの知的財産をオンチップストレージにセキュりティ保護します。FlashVault コード保護があるため、数学ライブラリや暗号アルゴリズムなどのソフトウェアを、信頼できない可能性のある環境に持ち運ぶことができます。この環境で、残りのソースコードを開発しデバッグします。すべての AVR マイクロコントローラーにロック機構が備えられており、オンチップフラッシュに格納されているプログラムの読み取りとコピーを防ぎます。
自己プログラミングフラッシュの威力
柔軟性と拡張性を提供するため、セルフプログラミングフラッシュをサポートすることにより、どんな通信インターフェースを介してもフィールドでアップグレードできます。顧客が、暗号化されたフィールドプログラミングを行うこともできるため、誤ったバイナリをプログラミングしてしまうリスクが軽減、あるいは完全に除去されます。フラッシュの書き込み中の読み取りをサポートしているため、顧客は、アップグレードが進行中でもアプリケーションを実行し続けることができ、ダウンタイムを最低限に抑えられます。